香りが大好きな人、とてもたくさんいますよね。
たくさんの香水をコレクションしていて、状況に応じて香りを変えながら楽しんでいる人も多いと思います。
ただ…日本人は香りのおしゃれが下手だと言われることが多いです。
各の香りの特徴をしっかりと把握せずに付けていると、香りが極端に強すぎたり、逆に香らなかったりしますので、香りの特性をきちんと把握することが大切です。
まず香りにはパルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンの4種類があることをご存知でしょうか。
この4種類は香りの濃度が違います。
パルファムは濃度が一番濃く、他の3種類に比べると断然、持続力があります。
もちろん、体質により個人差はありますが、付けてから6時間程度は香りが持つことが多いです。
値段的にも3種類に比べると1番高価になります。
濃度が濃い分、付けすぎると嗅覚が刺激されすぎて頭が痛くなったり、気持ちが悪くなる人もいますので、注意しなければなりません。
付けすぎることで周りの人も不快な感覚に巻き込んでしまい、スメハラに当たる可能性が高くなります。
付け方としては、ほんの1滴2滴程度を付けるようにするのがベストです。
イメージとしては「点」で付けるとちょうど良いでしょう。
続いてオードパルファム、実はこのタイプが1番多いのではないでしょうか。
ブランド香水の多くはこのタイプです。
パルファムより喉濃度が若干薄く、それでいて十分に香りが持つのが特徴です。
時間にして4時間前後の持ちだと思っていて下さい。
値段に関しても消して安価だとは言えませんが、それでもパルファムよりかは安く購入することができます。
こちらの付け方は「点点」をイメージしてください。
3滴、多くて4滴程度に留めておくことが良いでしょう。
香りのタイプにも左右しますが、甘く官能的な香りに関しては控えめに付けように心がけてください。
そしてオードトワレですが、パルファン、オードパルファムに比べて濃度がさらに薄くなります。
香りの持ちも3時間程度で、代謝が良い人は2時間程度で香りが弱くなってしまいます。
オードトワレの付け方は「線」をイメージします。
シュッとひと吹き、線を描くように付けましょう。その程度で充分ですよ 。
ラストはオーデコロンで、1番濃度が薄く、1時間から2時間程度で香りが飛んでしまいます。
こちらは香りがすぐになくなってしまいますので、少し多めの「面」を意識して付けようにしてください。
広めの範囲に付けることができる濃度ではありますが、ただ、香りの種類によっては予想以上に香りの持続力がある可能性もありますので、たくさん振りすぎないように注意することが大切です。
香りのオシャレを楽しむ時は、香りの濃度はとても大切です。
スメハラを回避するためにも、その香水の特性をしっかりと把握しておきましょう!「点、点点、線、面」を忘れないようにすると、付けすぎることもなく、周囲に不快感を与えることが少なくなる筈です。
さりげなく香って誰の邪魔もしない…そんな素敵な香水の付け方をマスターしてくださいね(*^▽^*)